中之条町(群馬) 嵩山(789.2m) 2018年12月16日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 8:06 駐車箇所−−8:19 五郎岩−−8:31 嵩山 8:33−−8:44 五郎岩−−8:50 駐車箇所

場所群馬県吾妻郡中之条町
年月日2018年12月16日 日帰り
天候
山行種類藪山+一般登山(別ルートなら一般登山)
交通手段マイカー
駐車場ゴルフ場脇の車道に駐車
登山道の有無五郎岩まで無し。五郎岩から山頂まではあり
籔の有無無し
危険個所の有無山頂付近は岩場の連続で転落注意(ただし鎖あり)
山頂の展望岩のてっぺんで360度の大展望
GPSトラックログ
(GPX形式)
ここをクリックしてダウンロード
コメント意表を突いて北尾根経由で往復。ゴルフ場脇の車道から斜面に取り付いて登りついたピークは五郎岩で、この先は登山道を歩いた。山頂は岩のてっぺんで大展望を楽しめる




ゴルフ場脇の車道に駐車 この斜面から取りついた
少し登ると植林の尾根 さらに上がると自然林へ
岩も出てきた 尾根上に立ちはだかる岩峰。左を巻いた
岩の左は急登 小尾根に出たらこの標識にびっくり
この標識の裏から登山道(五郎岩)に出た 五郎岩から見た嵩山
五郎岩から見た東〜南〜西の展望(クリックで拡大)
この標識で現在位置(五郎岩)が判明 安全な尾根を南へ向かう
烏帽子岩基部にあった標識。通常は南側の道の駅から登山道を登る
烏帽子岩。ここへは立ち寄らなかった 烏帽子岩、山頂を西から巻く
山頂南側の鞍部。東屋あり 鎖が垂れた岩尾根を登る
傾斜が緩むと山頂の岩が見える この岩が嵩山山頂
岩の基部に三角点 山頂標識も岩の基部
山頂の岩へ。子持山の獅子岩よりずっと簡単 山頂の祠
嵩山から見た360度パノラマ展望(クリックで拡大)
嵩山から見た奥日光(クリックで拡大)
嵩山から見た白砂山方面
山頂の?? 嵩山から見た谷川岳
嵩山から見た浅間山 嵩山から見た四阿山
嵩山から見た道の駅 嵩山から見た五郎岩方面
帰りはこのクラックを降りた。鎖より簡単 帰りも同じルートで車に戻ることに
急斜面を下る 車到着


・本日の最後は嵩山。ネット検索によるとここは道の駅付近から立派な登山道があるが、地形図を見ると北側に延びた車道の方が標高が高く山頂にも近いため、そこから登ることにした。このエリアでこの標高では藪の心配はほぼ無い。

・車道は嵩山北山麓に広がるゴルフ場の境界に沿って伸びているがゴルフ場の道ではなく公道。路側が広いので適当に駐車可能。

・斜面は植林帯で林道付近に薄い笹があるだけで植林の中は予想通り藪無し。嵩山から北に延びる尾根を目指して枝尾根を登っていく。植林から落葉樹林帯に入ると傾斜がきつくなってきて岩も目立つようになるが、まだ危険はない。嵩山自体が岩山なので危険個所がどこで出現しても不思議ではなく、もしかしたら尾根直下は岩壁帯で登れないなんてことがあり得るかも。

・とうとう尾根上に岩峰が登場。これは登れないので左に迂回し浅い谷地形を登ることに。相変わらず藪の無い落葉樹林帯が続くが一層傾斜がきつくなり、深く積もった落ち葉も相まって滑りやすく、立ち木に掴まりながら強引に登っていく。谷の左側も岩っぽい地形なので谷を行くしかない。

・急斜面を登り切って尾根上に出ると、意外なことに不動産屋の看板が登場。ということはここは道なのか? しかし尾根上には獣道程度の筋はあるが登山道と呼べるようなレベルではない。しかし傾斜は一気に緩んで歩きやすくなり、尾根上は特に危険個所も無く普通に歩ける地形だった。

・僅かに進むと何やら小さな標識が立っている先が開けた平坦地で、標識を越えると標識の裏面に「この先行き止まり」と書かれていた。ということは私が登ってきた方向が標識の裏側だったらしい。そして平地には明らかに道があった。北尾根には踏跡程度はあると考えていたが、想定以上に良好な道だった。

・出たのはピークで南側半分の展望が開けていた。東には逆光の中で顕著な岩峰があり、あれが嵩山山頂らしい。昨日は雪雲に覆われていた長野県境付近も今日はすっきりと晴れていて、真っ白な浅間山や黒さが残った草津白根、白砂山界隈が見えていた。

・ピークから僅かに下ったところに「五郎岩」の標識あり。このピークは五郎岩だったのだ。ただし登山道を歩いているだけでは岩の上だとは感じられず、危険も感じない。

・登山道を南下して鞍部に達すると、正面の見上げる岩に向かって「烏帽子岩」の案内標識と、その下には地図ではなく写真による案内もあって助かった。地形図では登山道を示す破線は全く書かれていないが、この案内で山頂への道がはっきりと分かった。これによると烏帽子岩から山頂へ直接登るルートは無いので、山頂を西から巻いて南側から登ることにした。

・巻道は明瞭で危険個所も無い。岩峰は巻道のずっと上部らしい。

・山頂南側の730m鞍部には東屋があり、これまでの登山道よりもっと道は広く明瞭化して、いかにもたくさんの利用者がいる雰囲気。

・鞍部から山頂まで岩尾根が続き鎖も連続するが、傾斜は比較的緩く凸凹が多く、岩の幅もそこそこ広いので登りも下りも鎖のお世話にはならなかった。

・傾斜が緩むと山頂は近く、先に見える何かが立った小ぶりの岩のてっぺんが山頂のようだ。岩の袂には三角点と山頂標識があるが、最高峰の岩にはてっぺんに登れるように鎖が下がっていた。昨日の子持山獅子岩よりも格段に簡単に登れる岩で安全度は格段に高い。

・鎖のお助けで岩の上に立つと祠と箒が逆さになったような棒状の物体あり。岩のてっぺんなので遮るものが無い大展望。東には奥日光から足尾山塊がずらりと並んでいる。赤城山は小野子山、子持山でほとんどが隠れてしまっているが、多数のピークを持つ榛名山はすっきりと見えている。その西側には真っ白な浅間山。頭を出した四阿山は真っ白ではないが白さを増していた。元白根山も同程度の白さで、白砂山付近は真っ白。谷川岳付近はかろうじて手前の山から頭を出していたがこれも真っ白。眼下には道の駅。

・帰りは鎖の西側のクラック?を下ったが、こちらの方が簡単に上り下り可能だった。鎖の取り付け位置はイマイチらしい。

・以降は往路を忠実に戻る。まだ朝早い時間帯だったようで誰とも会わなかった。

 

都道府県別2000m未満山行記録リスト

 

日付順2000m未満山行記録リスト

 

ホームページトップ